2008年の勝手なまとめ

2008年最後のダイアリーは今年のまとめです。

1ユーザとしてmomizineとして、Operaというソフトウェアに真剣に接してきた1年でした。Twitterをはじめたことで、多くのOperaユーザを認識することができた1年でもあります。その中でOpera東京支社に遊びに行けたり、なかのひととお酒を飲めたりSkypeで愚痴ったり非常に楽しい年でした(写真はOpera訪問時のもの)。

1年間意識的にOperaをウォッチして思ったのは、ユーザの個性がはっきりしていること。firefoxユーザも平行してウォッチしていますが、Operaユーザの方が我が強く、どんな風にOperaで遊びたいのか、そんなところがはっきりしていると思います。

firefox3が出てきて、Chromeなんてブラウザも出てきて、日本市場でOperaは死滅するかなとか、Operaの機能はミソカスだなんて世間の記事で書かれて悲しい時もありました(特に週刊アスキーは糞記事、糞記者)。自分の部署の中でもブラウザの制限は無いにもかかわらずOperaユーザは自分を含め3/100人。IT企業(しかもソフトウェア開発している人達)でもfirefoxの拡張すら知らない人がたくさんいて、ブラウザ知識が高まれば高まるほどショックを受けたりしました。


世界が不景気の中、唯一といってよいほど活性化している組み込み市場において、Operaは他社に比べ先手を打てていると感じていますし、来年もまだ勢力を伸ばしていくと思います。

firefoxのモバイル版もアルファ版が年末に発表にされ、WindowsMobileへのインストールが可能にはなりました。が、そこはOperaに遠く及ばず。NetFront使うならOperaを利用すると思います。日本の携帯産業はより高度に、ただの電話端末ではなく、メール以外にも音楽や動画の産業にも浸透しています。また家電を見てみると地デジの普及に伴い、HDDレコーダの普及し、ホームネットワークなんて単語が普通に聞こえてきたり08年は驚きの連続でした。
ソニーPS3DLNA対応とかアホかと思ってましたが、こうも情報家電が広がるとコンテンツ配信をDLNAで行い、その操作のGUI窓口としてOperaブラウザでとか、考えただけでワクワクしてきます。ブルーレイはまぁ予想通り惨敗で、年末に会社をリストラというおぞましい冬を過ごされる方がたくさんいるのはいただけないですけど。メモリースティックとかわけわからん独自規格でぐだぐだやるのが御社の文化なんでしょうけど、そろそろ自分達の技術力の誇示のために社員を酷使するのではなく、流用できるものはサッと流用して製品開発を進めるともっと楽しかろうに。独自で固めるからソニータイマーなんて単語があるんでしょ。


今後もOperaの営業様がんばって企業にアタックして、口説いて、あらゆるデバイスのコンテンツの窓口はOperaで統一できるようお願いします。組み込みなんてのは契約書・誓約書だらけで、時間が必要で大変だとは思いますが、日本国内での任天堂KDDIでの実績は素晴らしいと思います。見えてない部分でもOperaもっといっぱい使われてるんですよね。2社に関してニュースリリースを見て感動しましたもん。

デスクトップ市場の開拓は、まぁその次でいいんでないですか。ビデオ普及にエロが一躍担ったように、Opera普及には組み込みシステムが担うと思います。momizineがブラウザに求めるのは100も200もタブを開けることではなく、オープンソースであることでもなく、安全にエロサイトが巡回できることです。それだけです。


思う思うばっかでグダグダしてますが、来年も選ばれるブラウザOperaを懸命にプッシュしていきますので、よろしくお願いします。